ブックオフから考える。
社会と都市と文化の「つながり」を。
日本全国に約800店舗を構えるブックオフは、
多くの人にとって日常生活に溶け込んだ存在になっている。
しかしこのような「当たり前」の存在になるまでは、
ブックオフをめぐりさまざまな議論が繰り広げられてきた。
あるときは出版業界の革命家として、
またあるときは破壊者として、
そしてまたあるときは新たなサブカル文化の創造者として……。
本書は、ブックオフが誕生した1990年代からの
さまざまな「ブックオフ論」を整理し、
実際に多くの店舗を観察して、「なんとなく性」という
切り口から、なぜ人はブックオフに引き寄せられるのか、
そして現代社会でどのような役割を果たしているのかを
縦横無尽に考え尽くす。
¥1,980 (税込)