栃木県宇都宮市
中戸祭1丁目5−4

縄文 革命とナショナリズム

カテゴリー:

【戦後日本人の新たな精神史】
戦後日本は何につまずき、いかなる願望を「縄文」に投影したのか。
岡本太郎が縄文を発見し、思想家、芸術家たちのなかで縄文への関心が高まった。柳宗悦ら民芸運動の巨匠たちが縄文に本当の美を見いだし、島尾敏雄が天皇以前の原日本人の姿を託し、吉本隆明を南島論へと向かわせた。縄文は日本赤軍のイデオロギーにも取り込まれ、オカルトを経由しニューエイジ、スピリチュアリズムに至る。梅原猛が霊的世界を称揚する縄文論を展開し、「縄文ナショナリズム」を生み出すことになった。それは、一九九〇年代の右傾化現象のなかでさらに裾野を広げている。

¥3,080 (税込)

関連する本

モトムラタツヒコの読書の絵日記

¥1,650 (税込)

kommunismus

¥3,080 (税込)

旅のコマんド[アジア編]

¥1,540 (税込)

田舎の未来 手探りの7年間とその先について

¥1,540 (税込)

浅井鴨短編小説集

¥1,870 (税込)

カフェから時代は創られる

¥1,980 (税込)

移住は冒険だった

¥1,320 (税込)

生きものハイウェイ

¥1,760 (税込)

まとまらない言葉を生きる

¥1,980 (税込)

ブックオフから考える

¥1,980 (税込)