【戦後日本人の新たな精神史】
戦後日本は何につまずき、いかなる願望を「縄文」に投影したのか。
岡本太郎が縄文を発見し、思想家、芸術家たちのなかで縄文への関心が高まった。柳宗悦ら民芸運動の巨匠たちが縄文に本当の美を見いだし、島尾敏雄が天皇以前の原日本人の姿を託し、吉本隆明を南島論へと向かわせた。縄文は日本赤軍のイデオロギーにも取り込まれ、オカルトを経由しニューエイジ、スピリチュアリズムに至る。梅原猛が霊的世界を称揚する縄文論を展開し、「縄文ナショナリズム」を生み出すことになった。それは、一九九〇年代の右傾化現象のなかでさらに裾野を広げている。
¥3,080 (税込)
¥1,650 (税込)
¥2,200 (税込)
¥1,540 (税込)
¥2,970 (税込)
¥3,520 (税込)
¥1,320 (税込)
¥1,870 (税込)
¥1,760 (税込)
¥2,420 (税込)
¥3,960 (税込)