90年代のアリゾナにて、閉鎖環境下にエコシステムを構築する実験を行った 「バイオスフィア2」の現在を撮影した写真集。
子供時代に空想していたような SF の世界が繰り広がる。未来と廃墟が混在する実験場を探索した10年の記録。自然や風景について考えた、その道程を示すガイドブック。
時を経て本来の実験目的から解き放たれた実験場の風景は、自然と人工、未来と廃墟が混在し、その境界が溶解しているように見える。 それは、自然や人がつくる風景について考察するきっかけや、自由な解釈に開かれた空間を私達に提供してくれる。 本書はバイオスフィア 2 のメカニズムについての解説書ではなく、かつて研究者が自然を探求したそのアプローチを追体験しようと試みる。
「実験場の中でばらばらに存在したエレメントが、ささやかな自然の循環系を構築していくように、人も自然とのつながりを手探りしながら、 自分にとっての風景をつくっていく」。読者は短いテキストと定点観測による写真を頼りに、連続する風景の背景にある循環を読み取っていく。
写真家・高田洋三による初の写真集。人と自然とが相互関係的につくりだすランドスケープを写真におさめてきた写真家による集大成作品。
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